マスコミは、ノーベル賞までお祭り騒ぎにする [*マスコミ]
【2009年12月11日】- 今年は日本人が4人も、ノーベル賞を受賞した。夕べ授賞式があったので、昨日からニュースは大きく扱っている。オリンピックの時と同じで、祝ってばかりいて報道になっていない。
4人の受賞が分かった時も大袈裟で、祝ってばかりいた。日本人が受賞したのはめでたいが、他国の受賞者は殆ど取り上げなかった。
日本人がノーベル賞をもらった時はいつもそうだ。他国の受賞者は殆ど取り上げず、日本人のことばかりやる。日本人が受賞しない年は、ノーベル賞に関してはサッとやるだけだ。
日本人が受賞した時は、受賞したことや記者会見の模様を詳しくやる。大抵、自宅にまでテレビ・カメラが押しかけていって、家の様子まで映す。
だが、その人の業績については殆ど言わない。本来なら、どんな研究をしてきた人で、受賞の対象になったのはどんな業績で、それがどれほど素晴らしいか説明すべきだが、テレビや新聞はそのようなことを殆ど言わない。
自然科学の分野の人が受賞すると、内容が専門的で一般人には理解できないからだろうが、おかしい。また、記者が自然科学に詳しくないので、そんな番組を作ったり、記事を書いたいたりするのが大変なのだろう。だが、科学の雑誌はさすがにちゃんと解説するようだ。
テレビなどは騒ぐが、なぜ受賞したのか理由を言わない。ふざけていないだろうか。こんな報道モドキを見せられているのに、文句を言う人はいないようだ。そんな批判は聞いたことがない。それも、どうかしてないだろうか。
マスコミはめでたいから大騒ぎして、考えない日本人を増やし、共産主義を吹き込もうとしているのではないか。日本は共産主義に翻弄されているが、気付いている人は少ない。「マスゴミ」などと怒ってばかりいてはいけない。
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