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中央大学の事件は、元学生の犯行ではないか [*事件や事故]

【2009年01月18日、20日に改正】-1月14日午前、中央大学で刺殺事件が起きた。

 メディア、特にテレビのワイド・ショーは、お馴染みの精神科医などを出して、犯人像について憶測を流している。不安を煽るから、状況を詳しく伝え過ぎるのはあまり良くないが、犯人像を推測するのはもっと良くない。そんなことをしても、余り意味がない。

 また今までその推測はよく外れた。去年「年金テロ」と言われた連続殺人は、年金とは関係がなかった。それでも、ワイド・ショーが推測を放映するのは、それなりに面白くて、視聴率が取れるからだろう。

 でも今まで推測が余り当たらなかったのに、また同じ専門家を出して意見を求めるのは、どうかしている。

 そう言いながら、私も犯人像について考えたので、記してみる。

 「大学に迷惑をかけたかったのだろう」と言う人がいたが、それだけならこんな凶悪事件を起こす必要はない。トイレなら、水を撒き散らせば、迷惑をかけることができる。他にもイタズラは色々ある。

 また、「外部の者の仕業だろう」と言う人がいたが、そうとも思えない。例えば被害者宅の近くに住む人が、危害を加えようとして、わざわざ大学まで行くだろうか。刺すのなら、近所で刺すはずだ。

 警察に勤めていた人達は大抵、内部犯行説を唱えていたが、私もそう思う。特に教え子が怪しい。就職のための推薦状を書いてくれなかったとか、卒論を認めてくれなかったから何年も留年したとか、大学院に入れてくれなかったとか、評価の上で不満のある者が恨んで、刺したのだと思う。人生を狂わされたと思い込んでいないと、殺そうとは思わないはずだ。背中を何回も刺したそうだから、怨恨に違いない。

 過去のこのような事件から考えてみると、犯人は突然恨みを感じて、刺した訳ではないだろう。何度も教授に抗議をしたはずだ。何年も恨みに思って憎悪が溜まり、どうしても赦せないと思って、犯行に及んだに違いない。卒業から何年も経っているだろうが、家族や同僚教師には、犯人の目星がついているのではないか。そうなら近いうちに捕まるだろう。

 また、このようなことをする人は、逆恨みが多いと思う。自分にも非があるのに、それは認めないで、誰かに責任を転嫁し、何年も恨み続けて、犯行に至ることが多いと思う。

 私の推測も外れるかも知れないが、テレビで推測を述べる人は大抵、「こういう状況からして、こんな人だろう」と考えて結論を出すのではなく、直感で言うことが多い。筋道立てて考える人が少ないのだ。

 このような傾向は今回だけではなく、以前の事件でも政治に関する問題でも、そうだった。考察した上で結論を出すのではなく、直感で言う人が多い。だから的外れになり、間違えるが、反省しないので、また間違える。論理的に考えられる人が少ないことが、政治や社会の混迷を生み出していると思う。筋道立てて考えられる人を増やすことが急務だ。

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