マスコミは草彅逮捕に騒ぎすぎ [芸能人]
【2009年04月25日】-前回のエントリーでは初めて芸能人の話題を扱ったせいか、アクセスが急に増えた。マスコミが草彅逮捕を大きく扱ってくれたためでもあるが、メディアはまた騒ぎすぎた。
草彅さんは昨日4月24日午後9時から記者会見に臨んだが、テレビ朝日の『情報ステーション』はその模様を20分くらい放送した。地デジのCM にも出ていたから行政にも関係があるが、扱いが大きすぎる。
注目を集めることを大きく扱うと、テレビは視聴率が上がり、活字メディアは売れる。だから、特定のことを大きく扱う傾向が年々強くなっていると思う。その分、他の小さな出来事が伝わらなくなり、日本人の視野は狭くなる。
ニュース番組が芸能人の話題を扱い、ワイドショーが政治や経済を取り上げる傾向も強くなっている。ニュース番組は一日の出来事をまんべんなく取り上げなければならないが、ワイドショーにはそのような制約がないので、あるテーマを詳しく取り上げることができる。これは利点だが、報道局でなく社会情報局などが製作しているし、露骨に視聴率を狙うので、ワイドショーは問題を単純にしがちで、過熱しやすい。
ニュース番組とワイドショーの垣根が低くなることには、利点もあるが欠点もある。日本人の付和雷同する体質を強めてしまうだろうから、見る側は注意する必要がある。
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