SSブログ

左翼マスコミは新型インフルエンザで日本人を不安にしたいのか [医療]

【2009年05月03日に掲載、05日と11日に加筆訂正】-最近のテレビは、豚インフルエンザのことで持ちきりだ。特に NHK がひどい。ニュースの半分くらいをこれに割くこともある。

 まだ日本人の感染は分かっていないのに、こんなに大騒ぎをするのだから、日本人が一人でも新型に感染したとなったら、どんなことになるのか。想像するだけで恐ろしい。

 どのテレビ局も画面に世界地図を映し、感染者の出た国に色をつけているが、日本テレビなどはそんな国を赤く塗っている。だから北アメリカは真っ赤だ。死者が出た国を赤く塗るのならまだいいが、感染者がいるだけで赤にするのはやり過ぎだ。

 こんな映像を見ていたら、誰でも不安になってしまう。慌てる人が出ないように、メディアは落ち着いた報道を心がけるべきなのに、反対のことをする。左翼はアカだから、赤が好きなのかも知れない。

・感染が判明する前から大騒ぎ
 5月1日は、横浜市の高校生がインフルエンザに罹った疑いで入院したので、先月カナダに旅行した際、新型に感染したのかと大騒ぎをした。校長にインタビューし、病院の前から中継した。だが夕方になって、新型ではなく A ソ連型と分かった。こんなに騒いだら誰でも不安になるし、この高校生がかわいそうだ。悪質左翼だから、人の迷惑は全く考えない。

 空騒ぎをしたが反省せず、夜のニュースでは米軍横田基地に到着したアメリカ人の赤ちゃんに感染の疑いがあると言い出した。だがこれも3日になったら、新型ではなく A ソ連型と判明した。疑いの段階で大袈裟に言うのは、余りに無責任だ。1度失敗しても反省しないのだから、悪質だ。

 私は毎日、米軍放送の AFN(昔のFEN)で AP や ABC の英語ニュースを聞いているが、死者の出たアメリカでもこんなにインフルエンザばかりやっていない。時間は短く、同じ出来事を繰り返さない。感染者の人数や国を一々言わない。トップ・ニュースでなく、2番目か3番目に扱うこともある。日本のテレビは常軌を逸している。

 左翼マスコミはいつものように空騒ぎをして、日本人を不安にしたいのか。いつまで経っても共産革命を起こさないから、日本人を呪い殺したいのか。恐ろしい連中だ。

・自分の頭で考えよう
 今までの経緯を簡単に振り返ると、4月12日メキシコで初めて死者が出た。13日にはアメリカの10歳の男児がインフルエンザの症状を示した。24日には、WHO が新型インフルエンザの発生を発表した。これ以降、過熱報道が続いている。

 死者は5月1日の時点で16人で、メキシコでは15人も亡くなった。感染者は555人で、13ヶ国に及んでいる。アメリカ人の感染者は128人だ。メキシコ人以外で感染した人は、殆どが同国に滞在していた外国人だ。

 メキシコでも死者はメキシコ市・州に集中し、14人も亡くなった。メキシコ市は盆地のため空気が悪いからではないか。マスコミは人数をしつこいほど繰り返さずに、参考になることを言うべきだ。

 専門家の話によると、ウイルスは高温多湿に弱く、20℃以下で活発になるから、北半球ではこれから気温が上がると収束するはずだ。これから2・3週間が山だろう。6年前に流行した SARS も数ヶ月で治まった。だが秋になると、ぶり返すかも知れない。一方、南半球ではこれから冬になり気温が下がるので、感染者が増えるだろう。

 マスコミの過熱報道を見ていると、ワクチンができるまで新型インフルエンザは猛威を振るい、何百万人も死んでしまうのではないかと不安になるが、そんなことはないはずだ。ニュースを批判的な目で見て、自分の頭で考えることが必要だ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。