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中大事件の犯人はやっぱり卒業生だった [*事件や事故]

【2009年05月23日】-中央大学の高窪統教授が1月14日殺された事件を、このブログでも1月18日付のエントリーで扱った。

 そこには「犯人は教え子だろうから、すぐ捕まると思う」と書いたが、4ヶ月以上経っても捕まらないので、「予測を外したのか」と後悔していた。この事件を気にしている人はまだ多くて、4月上旬になっても「中央大学」で検索して当ブログを訪問してくれる人が、週に10人ほどいた。

 私の推測が間違いなら、エントリーを消すか一部訂正しようかと思いあぐねていたら、5月21日容疑者が逮捕された。やっぱり教え子だった。「進路のことで逆恨みしたのだろう」「卒業してから数年経っているだろう」という点も、私の推測が当たった。推測が当たったのは嬉しいが、事件は悲しい。

・殺人事件の悲劇
 人の身に害をもたらす事件は何でも悲しいが、殺人事件は特に悲しい。殺された人は2度と帰って来ない。殺した方は一生「人殺し」と言われ、家族も負い目を感じながら生きていかなければならない。

 山本竜太容疑者は、どうして教授を殺したのだろうか。殺さないと、どうしても気が済まなかったのか。動機はまだはっきりしないが、就職の斡旋に不満があったようだ。たとえ第一希望の会社に勤められなくても、仕事がそれなりにうまく行っていれば、教授を恨むことはなかったろう。

 2004年3月に卒業してから5度も転職した。初めの4社は数ヶ月で辞め、2年前からはアルバイトをしていたという。仕事のことで悩んでいたに違いない。

 ある程度高度な仕事に慣れるには誰でも数ヶ月要するから、もっと続けた方がよかった。うまく行かないとすぐ転職する若者がいると聞くが、この人もそうなのか。一流大学を出たのに、アルバイトではプライドが傷ついても仕方がない。

 だが人を殺してしまったら、もっと辛いことになって、もっとプライドが傷ついてしまう。そう考えられないのは幼稚だ。

 無口らしが、そういう人はストレスを発散できずに、不満をためやすいと思う。周りが相手をしてやる必要がある。

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