「解散はいつ」の予測報道には飽きた [*マスコミ]
【2009年07月11日】-マスコミはたしか去年の9月末から、解散総選挙はいつか予測を言い続けている。3ヶ月くらい前からは、政治報道の中心だ。昨日のテレ朝『情報ステーション』でも、初めの20分くらいをこのテーマに費やした。いい加減、聞き飽きた。
確かに、いつ衆議院を解散するかは大事なことだ。候補者は選挙の準備があるから、早く知りたい。テレビは特別番組の出演者を確保するために、計画を立てたい。新聞も特報の準備が要る。解散時期によって選挙結果は違ってくるから、国民にとっても大事だ。
それに予測はそれなりに面白い。「この日にはこれがあるから、この頃は解散できない。だから今から一番近い解散時期はこの頃で、投票日はこの日だろう」などという予測は、それなりに面白い。
だが、予測はもう飽きた。9ヶ月も推測を言い続けてきて、ずっと外れているのに、まだ性懲りもなく予測を流すテレビはどうかしている。中々解散しない麻生首相の責任もあるが、マスコミはいい加減、反省したらどうか。
テレビ・ニュースの時間も新聞のページ数も決まっているから、時間や紙面の無駄だ。衆議院議員はずっと浮き足だった状態が続き、落ち着いて仕事に取り組めないだろう。
マスコミは解散と投票日については繰り返し予測するが、政策には殆ど言及しない。メディアも予定が狂って困っているようだが、「騒ぐが伝えない」マスコミにとって、解散を決断できない麻生首相は日本を衰弱させるから、感謝しているかも知れない。亡国政党と亡国メディアのせいで、無駄な時間が流れている。
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