怪談と肝試しは駄目 [神道とスピリチュアリズム]
【2009年08月28日】-また霊界に関することを書く。
夏は暑さをしのぐために、怪談を聞いたり肝試しをしたりすることがある。霊界研究の見地から言うと、両方とも駄目だ。
怪談が実話なら、出てくる霊がその場に来るだろうから、取り憑かれるかも知れない。架空の場合でも、この世をさ迷っている霊が集まってしまうだろう。霊が来れば悪い影響を受けることになる。
また肝試しのために墓場などに行くと、そこにいる霊が怒るらしい。自分たちを怖い者と見なして、「キャー」などと言いながら通り過ぎれば、不愉快だ。霊は肉体を失っただけで、感じることは生きている人間と同じだそうだ。人間も、何もしていないのに怖がられたら怒る。霊も同じだ。
以前テレビに、夜中墓地に入って暴れたら、その後ひどい目に遭った集団が出ていた。霊を怒らせたのだ。陰陽師に除霊してもらっていた。死者を馬鹿にすると、大きなしっぺ返しを受ける。
霊が出るという噂のある廃墟などにも不成仏霊がいるから、同じように行っただけで怒る。墓場にいる霊より苦しんでいるはずだから、怒らせると人間に取り憑いて不幸にしようとする確率が高い。病気になったり不運が続いたりする。取り憑かなくても、家まで付いて来てしまうことがあるそうだ。霊の出る廃墟などに行ってはならない。
そもそも怪談も肝試しもふざけたことだから、やらない方がいいのだ。「霊を怖がるのは臆病だ」などと責めるのは全く馬鹿げている。怖い者知らずの言う妄言だ。テレビは両方やって、怖がらせる。全く駄目だ。
この世に留まっている不成仏霊は、3種ある。さ迷っている浮遊霊、ある場所から動けなくなった地縛霊、人間に取り憑いた憑依霊の3種だ。霊をあまり怖がってはいけない。肉体を失っただけで、人間とあまり違わない。死んだら誰でも霊になる。怖がってもいけないが、面白がってもいけない。
不成仏霊を気にしないで、先祖霊に感謝したり霊界で安らかに過ごせるように祈ったりするのがいい。先祖はあの世に行っても、ずっと私達を見ているらしい。先祖に恥じないように生きたいものだ。
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