SSブログ

鈴木宗男や田中真紀子を衆院委員長にして大丈夫か [政治家]

【2009年09月24日】-もう1週間近く経つが、9月18日衆議院の委員長が決まった。委員長は委員会で司会をする。テレビには、高い壇に座っているところがよく映る。

 衆院選の前、委員長は自公両党の議員が多かったが、民主党が過半数を取ったので、大半の委員長が与党の議員に代わった。与党とは民主党と新党大地のことだ。両党は統一会派を組んでいる。違う政党だが、国会内では同じ団体として活動するのを統一会派という。

 衆議院には今、常任委員会と特別委員会が併せて25あり、今回そのうち21の委員会で与党の議員が委員長になった。自公は4つだけだ。落ちぶれた。委員長の意向が審議の行方を左右するから、民主党の政策が通りやすくなる。

・鈴木宗男
 外務委員長に就任したのは鈴木宗男だ。7年前に収賄容疑で逮捕され、1審と2審で有罪判決を受けたが、現在最高裁に上告している。このことを捉えて自民党は「刑事被告人が委員長になったことはない」と反対した。与党に揺さぶりをかけたのだ。

 最高裁でも有罪になったら、刑務所に収監されることになるだろう。その時は委員長を選び直さなくてはならない。よくない。

 また7年前、鈴木が追及されていた頃、外務省は鈴木を陥れる情報を流したようなので、外務省に復讐するのではないか。鈴木は4年前議員に返り咲いてから、国会の内外で外務省の不正を暴いてきた。そんな人間が委員長になったら、審議は偏るだろう。

・田中真紀子
 田中真紀子が文部科学委員長になったのにも、驚いた。外務大臣の時失態を繰り返したし、失言も多いから、もう要職に就けてはいけないと思ってきた。

 12年くらい前には、小中学校の教員免許状を取る者は学校で教育実習をした上に、福祉施設や特殊教育学校でも7日間実習をするよう、文部省に法律を変えさせた。

 教員志望者が聾学校などで実習をするのはいいが、老人ホームに行くのはおかしい。医学や介護を勉強していないから、老人の世話などはできないはずだ。全くどうかしている制度だ。

 文部省もメディアも無責任なので、田中の暴挙にさしたる反対はしなかった。話しは痛快で面白いが、考えていることはとんでもない女だ。

 鈴木や田中まで委員長に任命したのは、民主党には当選4回以上の議員が少ないからという。前回は議席を減らしたが、今回は大幅に増えたから、歪んだことになった。小選挙区はやはりよくない。二人が波乱を起こさないか心配だ。(敬称略)

ブログランキング・にほんブログ村へ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。