SSブログ

鳩山政権は日教組の言いなりなって、教育を悪化させるのか [政策]

【2009年10月15日】-衆院選の前から「日教組は民主党の有力な支持母体なので、政権を取ったら日教組の主張を取り入れるだろう」と言われていたが、それが現実になりつつある。

 川端達夫文科相は10月9日の記者会見で、今では小6と中3生が全員受ける全国学力テストを抽出方式にするつもりだと述べた。日教組は「過度の競争を招く」という理由で学力テストに反対してきた。だが本当の理由は、自分達が手を抜いていることが明らかになると困るからだろう。共産主義だから元々競争が嫌いなこともある。

 学力テストの結果を見ると、秋田や福井の子供は成績がよいが、大阪や沖縄は悪い。大阪では日教組がしたい放題で、授業をしっかりやっていないのだと思う。君が代を教えない学校もあると聞いた。だが橋下知事が発破をかけたので、学力は上がってきた。

 学力テストは抽出にしてから廃止するつもりだろう。40年前も全員から抽出にして2年後に廃止した。だが川端大臣は「今は国語と算数(数学)だけだが、教科を増やしたい」とも述べたから、廃止するつもりはないのか。

・教員養成も改悪
 鈴木寛文科副大臣は14日、「今年4月から始めた教員免許更新制を来年度でやめて、再来年からは教職大学院大学で学び免許状を受け取る制度にしたい」と述べた。教員にとってはこっちの方が楽だ。駄目教師の排除もできなくなる。日教組の希望を取り入れた訳だ。

 また大学生が教員免許状を取るには、大学院修士課程を修了しなければならないことにする。今より2年長く勉強することになると、学費が余計にかかる。裕福でないと教師になれなくなる。

 教員の質は下がるだろう。理系の大学院を出た者が一般企業に就職する場合、学部卒業生と変わらないが、文系の院卒は就職が難しいし、教員になれる保証はないから、教職希望者は減るはずだ。優秀な人間は今より、一般企業に就職する傾向が強まるだろう。

 教育実習の期間は現在2週間から4週間だが、1年に延長するという。実習生の負担は大きくなるし、受け入れ学校も大変だ。実習生はちゃんと授業ができないから、生徒はひどい迷惑をこうむる。学力は落ちてしまう。今でも学校は実習生を受け入れたくないから、1年もやることにしたら、受け入れる学校も減るだろう。小中高の教育は混乱しそうだ。

 民主党と日教組が、修士課程の修了を課すのはなぜだろうか。教員の質を下げたいのだろうか。日教組は日本教職員組合の略で教師の労働団体だが、異常なので革命が起きるように教育を混乱させたいようだ。だから駄目な教員を増やしたいのかも知れない。

・道徳教育も中止
 政府は、道徳教育のための「心のノート」という補助教材も廃止する予定だ。日教組はずっと道徳教育に反対してきた。独りよがりな人が多いから学校で道徳をしっかり教えるべきなのに、左翼は犯罪を増やしたいから廃止するのだろう。安倍政権が成し遂げた教育改革は、また後退する。

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。