電気の節約はテレビ局が率先してやってくれ [政策]
【2009年10月22日】-前回は「小売り店の店内の照明が明るすぎる」と書いたが、看板も明るすぎるし、色遣いが派手すぎる。派手な物を見続けていると、気持ちが落ち着かなくなる。
繁華街は街灯も明るすぎる。照明を煌々(こうこう)と点けて、昼間と変わらないくらい明るい街もある。犯罪予防のためには明るい方がいいが、必要以上に明るいと電気が無駄になるし、昼のような気持ちになって遊びすぎてしまう。商店は少しでも客が入るように明るくするのだろうが、独りよがりとも言える。
一方、裏道はまだ街灯が足りない所がある。民間企業は金に結び付かないことはしないから、役所がアンバランスを是正すべきだ。
テレビ局は8年くらい前からか、一晩中放送するようになった。民放だけでなく、NHK も夜間ずっと放送する。いい番組もあるが、どうでもいい番組の方が多いと思う。電波を出すだけでも、テレビ局はかなりの電力を消費するはずだ。
民放テレビが深夜、時間潰しのような番組を放映するのは、コマーシャルで儲かるからだろう。「災害が起きたときに即応できるから、一晩中電波を出していたい」と言うが、理由がそれだけなら全テレビ局が終夜放送する必要はない。テレビ局の間で話し合って、どの局も週に1回くらい放送しない日を設けるべきだ。
スタジオ・セットも明るすぎるし、無駄な物が多い。『情報してーション』では、出演者の後ろに池がある。水を出し入れするにも電気を使うはずだ。
テレビ局は偉そうに企業や役所に要求するが、自分たちは改革しようとしない。ひどい矛盾だ。
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