のりピーは大学を卒業できるだろうか [芸能人]
【2009年11月13日】-のりピーこと酒井法子さんは、創造学園大学に入学したという。更正の第1歩を踏み出したことはめでたい。
テレビが「同大は堀越学園が経営している」と言ったので、「あの堀越高校の関連校か」と思った。だがインターネットで調べてみると、東京中野の堀越高校を運営する堀越学園とは別の学校法人で、全く関係がないようだ。大学を運営する堀越学園は高崎市に本拠があり、同大も高崎にある。
堀越と聞いたら、大抵の人は芸能人が多く通っている堀越高校を思い浮かべてしまうので、しっかり説明してほしいものだ。
創造学園大学のウェブ・サイトを見たら、AO 入試として今年5月から来年3月まで随時入試を受け付けていた。これで入学を決めたのだろう。メディアは普通に受験して合格したかのように言うが、サン・ミュージックの相澤副社長らが裏で話をつけたと思う。
同大は定員割れを起こしていて、経営が悪化しているそうだ。だから、のりピーなど受け入れることにしたのだろう。最悪の場合は4年以内に廃校になる。
通信制で勉強するが、実習もあるから大変だ。のりピーは4年で卒業できるだろうか。
・テレビ局は商売のために叩くな
「介護の勉強をする」と言い出したら、メディアは何度も「介護の現場は厳しいから、続かないだろう」などと否定的なコメントを発した。
有名芸能人が介護施設で普通に働くのは考えにくいから、私も真意を計り兼ねた。だが相澤氏の話をよく聞くと、継母が癌の手術を受けたばかりで介護をする必要があるし、何もしないとまた覚醒剤を使ってしまうから、介護の勉強をすることにしたという。介護がちょっとブームでもある。
テレビ局の連中はどうして言い分をしっかり聞かずに、思い込みで非難するのだろうか。「芸能人を出してやる立場だから、何を言ってもいい」と思っているのだろうか。
しつこいほど「覚醒剤の再犯率は高い」と言って、「またやりそうだ」とほのめかすのも不当だ。非難して視聴率を高めようとしているのだから、法に触れなくても倫理的に問題だ。
こんなに非難しておいて、のりピーが番組に出ることになったら、きっと歓迎するから無責任だ。
『フライデー』の11月13日号を今ごろ読んだら、酒井法子が入院していたのは東京医大と書いてあった。大学は卒業しなくてもいいから、2度と覚醒剤などに手を出さずに、まじめに歌や芝居をやってほしいものだ。
産経新聞: http://sankei.jp.msn.com/life/education/090128/edc0901282303014-n1.htm
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