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放置自転車が商店街の売り上げを落とす [町中のマナー]

【2009年12月08日】-昨日は「景気をよくするには、お金持ちや中流の人に出費を増やしてもらう必要がある」などと論じた。

 景気を悪化させるのは、給与の減少など経済的な要因だけではない。天気が悪くても物の売れ行きは悪くなるし、政治が混迷しても消費意欲は減退するだろう。

 また街の様子も購買意欲を左右すると思う。商店街に活気があれば買い物をしようという気になるが、人通りが少なくて店の人も元気でなければ、買おうという気持ちになりにくい。

 通りの様子も関係あるはずだ。道が狭ければ歩きにくいから、その商店街からは自然に足が遠のく。放置自転車も、歩きにくくさせる要因だ。

・放置自転車は邪魔
 自転車が道の端に停めてあればまだいいが、突き出ていると邪魔だ。もう少し買い物をしたいと思っても、邪魔な自転車がずらっと並んでいるから諦めてしまう人もいるのではないか。

 そんな人が全国で1日に何万人もいたら、商店街の売り上げは全国で数百万円減ることになる。1年間では1億円くらい減るだろう。日本の GDP は500兆円前後だから、1億円減ったとしても微々たるものだが、景気は相乗効果だから何年も続けば大きな額になる。

 もっとも、自転車で来たのでたくさん買える人もいるはずだ。自転車を禁止したら商店街の売り上げは全体として落ちるだろう。だが、自転車を道の端に綺麗に停めるようにすれば、今より買い物がしやすくなるのは明らかだ。

・学校で教えよ
 放置自転車は大きな社会問題なのに、中々解決しない。役所は時々トラックで撤去し保管所に運ぶが、一向に減らない。停める人たちは、持って行かれても反省しないのだ。人に迷惑を掛けていることに気づいていないのだろう。

 自転車の停め方はまず学校で教えるべきだが、教えていないようだ。歩行の邪魔になり、時々怪我をさせていることを、学校でしっかり教えるべきだ。文科省は全く無責任だ。教科書に書いていないと教えない教師も、どうかしている。

 自転車を好きな所に停める勝手な人がいると、自分勝手な人が増えてしまう。放置自転車もなくせないのなら、景気を回復させるのは無理ではないだろうか。

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