金川真大を死刑にするな [*事件や事故]
【2009年12月18日】-心配していた通りになった。水戸地方裁判所は、金川真大被告人(26歳)に死刑判決を下した。金川は退廷する時、ニヤリとしたそうだ。願いが叶ったからだろう。
鈴嶋晋一裁判長は、金川が死刑になるために事件を起こしたことが分かっていて、「遺族や被害者には、被告人の希望通りの判決となることに複雑な気持ちもある」と語ったのに、「凶悪だし、更生の見込みがない」から死刑を下した。杓子定規な考え方だ。
金川を極刑に処すことに問題はないが、また死刑を望む人間が人を殺したらどうするのか。裁判長はその責任をどう取るのか。
裁判では「これくらいの罪にはこれくらいの罰」と相場が決まっていて、それを適用することが殆どのようだ。金川は二人殺して7人に怪我を負わせたので、確かに普通なら死刑になる。
だがこの事件は特別なのだから、死刑にしてはならなかった。裁判官は浅はかだ。また同じような馬鹿者が、死刑になるために人を殺すだろう。
・資料
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091218-OYT1T00512.htm?from=nwla
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091218-OYT1T00316.htm?from=main2
・関連エントリー
「死刑になりたくて人を殺した金川真大などを、処刑してもいいか(上)」
http://m-atomi.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02
「死刑になりたくて人を殺した金川真大などを、処刑してもいいか(下)」
http://m-atomi.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02
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