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テレ朝の『情報ステーション』は作為をしないと気が済まないのか [*マスコミ]

【2010年01月09日に掲載、10日に改正】-テレビ朝日の『情報ステーション』はまだ歪曲報道をする。

 11月下旬から毎回のように、荻野友花里さんの新しい写真を入手して、画面に出していた。12月1日には、荻野さんの歌声まで手に入れて放送した。しつこくて奇妙だ。視聴者に荻野さんのことを同情させ、日本人の心を歪めようとしたのだろう。

 またこの日は、東洋大学教授の松原聡が郵政見直しを批判するインタビューも流した。松原氏は日本郵政の社外取締役を解任されたばかりだから、亀井静香のやり方をよく言う訳はない。対立のあるテーマについて、当事者の片方にだけインタビューするのは不公平だ。

 松原はげっそりした顔をしていたので、驚いた。なぜ出演させたのか余計に理解に苦しむ。だが、松原も郵政を食い物にしようとした一味であることが、はっきり分かったのは成果だった。

・役人叩き
 12月9日には、新宿御苑の整備をしている財団法人国民公園協会は、天下りを受け入れていると批判した。元役人が法外な報酬を得ているのならどんどん批判すべきだが、幹部の報酬には触れなかった。きっと報酬は妥当な額なのだ。

 天下りをしても、給料が普通でちゃんと働いているのなら、大きな問題ではない。仕事をしないで金だけもらうのが駄目なのだ。新宿御苑は都心にあって有名だから、無理して取り上げたのだろう。公平な報道をする気はない。

 おととい1月7日は「職業別意見帳」という企画を放送して、巫女さんに意見を訊いた。巫女さんは殆ど学生アルバイトだから職業とは言いにくいし、アルバイト学生は神社のことをよく知らないはずだから、訊く意味はないと思った。

 実際、訊く必要はなかった。「鳩山首相は、もっとしっかりしてほしい」とか「子供を育てる際には、助けて欲しい」とか、誰にでも言える陳腐なことを言った。せっかく神社に行ったのだから、神主に話しを聞けばよかった。

 学生は今子供を育てている訳ではないから、子育てについて訊く必要はない。大学教育の当事者だから、大学について訊くべきだった。

 「職業別意見帳」は元々、日本各地にわざわざ出かけ、様々な職業の人に政治に関する意見を訊く企画だ。以前はふだんマスコミに全く出ない斬新な視点が聞けたが、今回は全く駄目だった。

 学生が「子供を育てる際」という表現を使うのは不自然だ。ディレクターが「こんなことはどうか」と提案して、言ってもらったのだろう。強い言い方をすれば、いわゆるヤラセだ。

 テレ朝も赤字を出していると思うが、まじめにやらない。以前よりよくなったが、まだ歪曲する。騙されないように気をつけたい。(敬称略)

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