マスコミは小沢派の人数と抗議デモを伝えよ [政治家]
【2010年01月18日】-今日、通常国会が開会した。地検は国会が開幕する前に小沢を逮捕するかと思っていたが、それはなかった。小沢が「検察と戦う」などと息巻いたのは、検察を牽制するためだったのかも知れない。
昨日のエントリーに「小沢が幹事長を辞めないのは、派閥が強大だからだろう」と書いた。今日改めて、大手メディアが小沢派の人数に触れていないか調べたが、どうも全くない。「小沢派」をキーワードにしてグーグル・ニュースで検索したら、ヒットした記事は5件だけで、どの記事も小沢派の人数には触れていないようだ。
信じられないことだ。小沢派の人数は、今の政治状況を理解するのに一番大切なデータではないか。それを伝えないで、「今国会の最大テーマは政治とカネ」などと言うのはどうかしている。日本テレビや毎日新聞はそう書いた。大騒ぎするが、肝心なことはわざと伝えないのだ。
「政治資金で追及するより、景気対策を考えてくれ」と思っている一般国民が多いはずだ。自民党などが民主党を追及して支持率を上げても、庶民の生活はよくならない。それなのにマスコミは勝手に「政治資金が最大のテーマ」と決めつける。
「政治とカネ」という不思議な言い方にも疑問を感じる。「政治資金」と言えばいいのだ。カネのことで政治を混乱させたいのだろう。
・日比谷公園で小沢に抗議デモ
他にも、どうも大手メディアが意図的に隠したらしいことが分かった。1月16日の民主党大会は日比谷公会堂で開いたのだが、日比谷公園には小沢に抗議するデモ隊が幾つもあったというのだ。
テレビは全く扱わず、新聞でも産経、サンスポ、スポーツ報知の3紙のみが載せた。日刊スポーツは警察の警備は取り上げたが、デモには全く触れなかった。意図的だろう。
デモは外国人参政権法案に反対する右翼団体が前から企画していたから、小沢に抗議するために集まった訳ではないが、「教科書をつくる会」のメンバーも参加していたし、「小沢辞めろ」とも叫んだのだから、日本人が今小沢をどう思っているか知らせるために報ずべきだったと思う。
・資料
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100116/stt1001162028030-n1.htm
http://www.sanspo.com/shakai/news/100117/sha1001170519003-n1.htm
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100117-OHT1T00057.htm
http://news.livedoor.com/article/detail/4553072/
http://news.livedoor.com/article/detail/4554069/
http://www.janjannews.jp/archives/2330062.html
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