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夫婦別姓が実現しないのは国民新党のお蔭だ [政局]

【2010年04月14日】-前回は「新党ができても議員を増やせないと10年くらいで解散してしまう」と書いた。

 では議員の少ない政党は、日本の政治に必要ないのだろうか。そんなことはない。必要だ。最近の例では国民新党が夫婦別姓や外国人参政権の法案に反対したので、まだ成立せずに済んでいる。

 同党が反対していなかったら、両法案は衆院では可決しただろう。参院でも可決して、成立したかも知れない。国民新党の果たした役割は大きい。だが、それをはっきり認識している日本人はあまりいないようだ。

・小政党の価値
 詳しく覚えていないが、1994年に解散した民社党(民主社会党)も、国会で時々悪法の成立などを阻止したと思う。それなのに議員が段々減って、解散してしまった。内部の路線対立も原因だったようだ。

 政治をとやかく言う人は多いか、しっかり観察している人はあまりいないと思う。ちゃんと勉強しないで批判ばかりするのは、一種の甘えだ。国民が主権者なのだから、よく勉強して投票をしないと、政治はよくならない。

 今日になったら、メディアは「舛添要一が新党を結成するかも知れない」と報じ出した。マスコミは新党結成の話が出ると、大袈裟に取り上げるが、政治がよくなるかどうかか肝心だ。

 新党ができても、政治がよくならなければ意味がない。新党が増えなくても、政治がよくなれば今のままでいい。本質は新党が増えるかどうかではなく、政治が問題に取り組んで日本をよくするかどうかだ。

 メディアが騒ぐのは、国民の目を本質からそらしたいからだろう。テレビの喧噪に惑わされることなく、本質を見据えていきたい。

・資料
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100126/elc1001261944001-n1.htm

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