ワシントン・ポストが言い訳 [英語教育]
【2010年04月29日】-アメリカの大新聞であるワシントン・ポストが鳩山首相を loopy と評したことが話題になった。官房長官は抗議し、党首討論でも出た。
そのため同紙も気にしたのか、アル・ケーメンというコラムニストは28日付の同コラムで弁明した。だが、言い訳のように聞こえる。
「日本では『愚か』か『いかれた』と訳しているが、『妙に現実から遊離した』(oddly detached from reality)のつもりだった」などと書いた。
だが「現実から遊離している」は穏やかに表現しただけで、やはり「頭がおかしい」ということではないか。アメリカ人のトバイアス・ハリス氏も「頭がいかれてきた」と訳した。
ケーメン氏は「島根大学の山田政美・教授が電子メールを送って、loopy の正確な意味を尋ねた。」とも書いた。物好きな人がいるものだ。
ケーメン氏はいつもの調子で政治家を揶揄したが、日米間の対立に発展しかねないので、言い訳を書いたのだろう。
・リンク
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/27/AR2010042704746.html
山田教授: http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901075946026342
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