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駄目マスコミ人が横綱審議委員でいいのか [他の評論]

【2010年06月17日】-二階堂ドット・コムは言い方が尊大だから、あまり好きではないのだが、昨日は参考にして「親方も野球賭博をしているようだ」と書いた。今日そういう報道があったので、「タイムリーになった」と喜んだが、このエントリーのアクセスは多くない。

 相撲の不祥事に関心のある人は少ないのだろうか。それでも昨日下書きをしておいたので、また相撲について書く。

 日経新聞では数年前まで、鶴田卓彦(82歳)が独裁態勢を敷いて、横暴な振る舞いをしていた。やっと日経の会長を辞めたと思ったら、いつの間にか横綱審議委員長になっていて、問題発言を繰り返している。

 鶴田は5月22日横審のあとの記者会見で、「警察の偉い人に聞いたが(賭博の)お客さんは罪が軽い。せいぜい罰金だろう。重いのは胴元。」と言った。力士をかばおうとしたのだろうが、立場を弁えない発言だ。

 6月12日、大関把瑠都の昇進祝賀会で挨拶をして、「欧州出身の大関は把瑠都関と琴欧洲関の2人。今は横一線なので、どっちが横綱になるか賭けの対象になりますね。」と言った。野球賭博で角界が窮地に陥っている時だから不謹慎だ。

 直後に「相撲賭博はご法度。力士にとっては禁じ手。」と言って軌道修正を試みたが、手遅れだ。

 3週間前に軽率なことを口にしたのに、また場を弁えなかった。鶴田は日経を引っかき回したのに反省していない。独りよがりな性格のままだ。

 NHK の会長だった海老沢勝二も、横綱審議委員長をしていた。マスコミ出身者の枠が決まっているらしい。今は12人中、5人も新聞社やNHKの人間だ。どうしてマス・メディアが横審を牛耳っているのか。

 鶴田や海老沢のように不祥事を起こした人間が審議委員になるのも、問題だと思う。横審がこの程度だと、相撲取りは余計に気が緩むだろう。

 また相撲協会の外部理事には検事や警察の OB がいるが、今まで野球賭博について聞いたことがなかったのか。金はもらうが何もしないのなら、悪いタイプの天下りだ。(敬称略)

・リンク
http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-20100613-640990.html
http://www.sanspo.com/sports/news/100613/spf1006130504001-n1.htm
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2010/05/25/05.html

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