天才的なカイロプラクター [医療]
【2010年07月04日】-邑本先生が自分の治療に自信があったのは当然だ。天才的と言ってもいいくらいうまかったからだ。
ぎっくり腰で歩けず、おんぶしてもらって診察室に入った人が、10分くらい治療を受けただけで、自分の足で歩いて出て来ることはしょちゅうだった。
3分くらい背骨などを触って体の具合を探り、5分くらい治療する。2分くらいで説明をする。10分でぎっくり腰を治した。そんな患者が診察室から出て来た時には、待合室の患者から歓声が上がった。
2回目からは5分くらいの治療だった。それだけで肩凝りがよくなり、体全体が軽くなった。大したものだ。リューマチなど難しい病気も治療した。
・カルテはつけない
それに患者の骨の位置を覚えていたことには舌を巻いた。「あなたは前回に比べて、背中の3番目の骨はよくなったが、5番目はずれている。」などと言うのだ。カルテは書かなかったので、骨の位置を記憶している訳だ。数百人の首と背中の骨の位置を覚えているのだから驚異的だ。カルテを見たり書いたりしないから治療時間を短くできた。
骨の位置を覚えている代わり、患者の名は覚えなかった。数人通院がとても長い人の名は覚えていたが、殆どの患者の名は知らなかった。これもこの治療院の特徴だ。変わったことがたくさんあった。
姿勢や食べ物について指導しなかったのは、時間がかかるし、してもやらない人ばかりだからかも知れない。
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