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二人も死んだのに、日テレは山の怖さをまだ悟らないか [*事件や事故]

【2010年08月20日】-昨日のエントリーを書いてから、日本テレビの記者とカメラマンが先月末、秩父で遭難し死亡したことを思い出した。この時も準備が足りなかったようで、ガイドは事故の後「軽装だったので墜落現場に辿り着くのは難しいと思っていた」と話した。

 だが日テレはそれに反論して、「適正な装備をしていたと認識している」と記者会見で述べた。「認識している」という表現が、言い訳であることを示している。誰でも困った時は言い訳をするから、それはそれでいい。

 外部には言い訳をしても、内部では猛烈に反省すべきだ。どこが問題だったのか、2度とこのようなことが起きないようにするにはどうしたらいいのか、真剣に身を削るようにして検討すべきだ。二人も死んだのだから。

 だが日テレの報道局はそれをしていないようだ。もししたのなら、「東京理科大の学生も準備が足りないのに強行したのではないか」と推測し、同大を追及したはずだからだ。今日、「日テレNEWS24」という報道局のサイトで調べてみたら、同大を追及する内容は見つからない。

 このサイトに出ていないし、私が見なかっただけで夕方のニュースなどでは追及したのかも知れないから、断言はできないが、日本テレビは社員を二人も死なせたのに反省していないのではないか。

 今回調べてみたら、埼玉県警は報道自粛を要請していたことを知った。それを押し切ってしつこく取材して、死んだのだ。二人の判断ミスだけではない。報道局の幹部もどうかしているのだ。

 そもそもヘリコプターの墜落現場などを地上から撮影しても、大して意味はない。視聴率のために無理な取材をしたのだろう。それは仕方がないとしても、二人が命を落としても山の厳しさを悟らないのなら、日テレ幹部は頭がおかしい。

 決して日テレと理科大の学生だけでなく、今の日本にはこんな人達が多いと思う。危険なことを素人考えで行って、ひどい目に遭うのだ。

 それを「平和ボケ」と言う人もいるが、その程度ではないと思う。戦争を65年していないから暢気になった程度ではない。頭がおかしくなってしまっている。それは、女子高生の服装やメディアの問題表現に凝縮して現れている。

・参考資料
http://mainichi.jp/select/today/news/20100802k0000m040101000c.html
http://mainichi.jp/photo/news/20100802k0000m040081000c.html
http://www.j-cast.com/tv/2010/08/02072416.html

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100820k0000m040052000c.html

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