菅と小沢が対決する前から、景気は悪い [政治家]
【2010年08月29日】-民主党の代表選挙はとても評判が悪い。
まず、菅首相と小沢・元幹事長が出馬することになり、むき出しの権力闘争に突入してしまったので、それに非難が起きている。
だがもし菅首相だけが立候補して無投票で次の代表が決まったり、6月のように菅と無名議員が対決する形式的な選挙だったりしたら、そんな人達はやっぱりそれに噛みついただろう。今回特にひどいことは確かだが、文句を言う人はいつでも文句を言うのだ。
また「円高株安の大変な時に、主導権争いなどしている場合か」と言う人もかなりいる。確かに為替や株式の対策は必要だが、こんなことを言う人は普段景気にあまり関心のないと思う。
円高株安になる前から、日本の景気は悪いのだ。輸出できる大企業はよくても、小売り業は売り上げが落ちて大変なのだ。自分は普段経済状況に注意を払っていないのに、政治家が闘争を始めたら急に分かった風に批評するのはどうだろう。政治家同様、無責任ではないか。
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