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警察犬が行方不明のお爺さんをたった10分で発見 [*事件や事故]

【NMN 2010年08月29日】-福岡県では8月18日、77歳のお爺さんが行方不明になったため、家族は深夜警察に捜索願を出した。福岡県警は翌19日昼前、警察犬の「ウイン号」(雄、2歳)を使って捜索を始めた。

 ウイン号にお爺さんの枕カバーの匂いをかがせたところ、久留米市の竹林に倒れているお爺さんを見つけた。最後に目撃された地点から750メートル離れた所だ。かかった時間はたった10分後だった。見事なものだ。

 外出してから26時間後に発見したので、お爺さんの健康に問題はない。ウイン号と対面した時家族は、涙ながらにお礼を言って体をなでた。

 この功績を称えて、県警は27日ウイン号と担当警官二人に、生活安全部長賞と副賞の牛のあばら骨20キロを贈った。生活安全部長賞を受賞した警察犬は初めてだという。

 表彰式では鋭い嗅覚で、副賞のあばら骨を素早く発見した。ウイン号は今後も捜査や捜索に活躍して欲しい。


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