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中国人船長は素早く起訴して強制送還にすべきだった [中国と朝鮮]

【PJニュース 2010年09月29日】中国人船長を釈放したことに怒っている人が多いが、どうすればよかったのか言う人は殆どいない。政府を批判する人達は、他の事件のように起訴して裁判にかけるべきだったと思っているのだろうか。

 普通に裁判をしたら2ヶ月はかかっただろう。船長を17日間勾留しただけで、中国はあんなに圧力をかけてきたのだから、判決まで2ヶ月もかけたら、何をしてきたか分からない。

 中国の抗議が過熱する前に、特例として素早く起訴して、執行猶予付きの有罪判決を下し、強制送還にすればよかったと思う。そうすれば日本人を拘束されて、慌てて処分保留として釈放することにはならなかったはずだ。

 もし船長に実刑を下して刑務所に入れたら、中国も対抗してフジタの社員を刑務所に入れただろう。そうなったら、日本人の感情は今程度では済まない。大半の日本人が、日本政府にも中国共産党にも怒り狂ったはずだ。そこまで考えると、今の日本人は船長の釈放に怒り過ぎていると思う。

・自白偏重の弊害
 9月7日に逮捕してから17日間も勾留していたのは、船長が容疑を認めなかったからだろう。今回は衝突の様子を映したビデオ・テープがあるのだから、船長の自白がなくても有罪に持ち込めたはずだ。

 以前から「日本の捜査機関は自白を偏重する」と言われているが、その弊害が出てしまった。郵便不正事件のフロッピーディスク改竄について、最高検が前特捜部長をしつこく聴取しているのも、何とか自白させようとしているからではないかと思う。自白偏重を見直す必要がある。

 政府の弱腰を非難する人は多いが、捜査のあり方まで考える人はいない。政治が貧弱なのは、言論が貧困だからでもあるだろう。

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