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小野寺五典議員、政治介入は当然じゃないですか [中国と朝鮮]

【PJニュース 2010年10月01日】30日の国会審議を見て呆れた。自民党の小野寺五典議員は「尖閣事件の捜査に政治介入したのではないか」と政府を追及したからだ。この事件の捜査に政治家が介入するのは当然ではないか。

 普通、三権分立の原則から政治は司法に介入してはならない。だが、今回の事件は普通の刑事事件ではない。中国が領有を主張する海域で中国漁船が巡視船にぶつかった事件だ。対処を誤れば尖閣諸島が中国に取られるかも知れないのだ。

 だから検察だけで判断するのは荷が重すぎる。政治家や外務省と相談して、中国人船長の処遇を決めたのは当たり前だ。

 それなのに小野寺議員は「政治介入したのではないか」と追及した。自民党が政権に復帰した時このような事件が起きたら、政治家は何もせず検察にすべて任せるのだろうか。それが責任ある政治なのか。

 政府の介入を批判するのは小野寺議員だけではない。他にもいる。野党は「政治介入をしたのではないか」と追及するのではなく、「検察だけに判断させたのか。それは無責任だ。実際には介入したのなら、どうしてあんなタイミングで釈放したのか。」と論難すべきだった。

 政治家や外務省がもっと検察と協議して釈放の時期を見極めれば、圧力に屈したと取られる時に釈放せずに済んだだろう。中国が喜ぶこともなく、日本人もこんなに怒らなかったろう。自民党など野党にはそれが全く分かっていないと見える。政府を追及するのはいいが、追及の仕方が間違っている。

 菅首相は「検察の判断」と述べて政治介入を否定したが、認めるべきだ。この場合は政治介入が正しいのだから。

 与党も野党も分かっていないし、責任を取ろうとしない。これではますます中国に付け入れられる。

・参考資料
http://mainichi.jp/photo/news/20100930k0000e010041000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100930/plc1009301131016-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100925/plc1009250123003-n1.htm

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