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漁船事件は中国の横暴さを世界に知らしめた [中国と朝鮮]

【2010年10月02日】-今回の中国漁船の事件では、中国が上手に出て、日本は下手だ。中国漁船が領海侵犯と器物損壊をしたのだから、本来なら日本が上手のはずだ。

 中国は様々な圧力をかけてきた。たとえばレア・アースの輸出を止めた。そのため日本は困ったが、中国の企業も困ったはずだ。輸出しなければ金が稼げないからだ。

 それなのにメディアは日本の困惑ばかり取り上げ、中国人が政府の規制にため困っていることは報じなかった。

 中国がレア・アースの輸出を止めたものだから、日本は他国から輸入することを検討し始めた。中国はこれからレア・アースの輸出が減る。商売より政治を優先させたから、大損するかも知れない。自業自得だ。

 世界中の国が中国を反省させるべきだ。共存共栄をする気はなくて、好き勝手にやっていいと思っているのだから、制裁を加えた方がいい。

・靖国批判も言いがかり
 今回の漁船衝突事件は、中国がどんな国か日本や世界に知らしめた点ではとてもよい。領海に勝手に侵入して魚を捕り、それを注意されたら巡視船に衝突した。船長が逮捕されたら、様々な圧力をかけて釈放させようとした。とんでもない国だ。

 フジタの社員が拘束されたら、検察が慌てて船長を釈放したため、外国の注目も集めた。もし検察がうまく処理していたら、これほどの騒ぎにならず、中国の横暴さは世界に知れ渡らなかった。失敗が成果を生むこともあるから、それを見るようにしたい。

 中国が横暴なのは、領土問題だけではない。いわゆる歴史認識についても勝手なことを言ってくる。「日本の政治家は靖国神社に参拝してはならない」と内政干渉をしてくる。

 左翼マスコミに影響されている人は中国の言い分に賛成するが、政治家の靖国参拝に問題はない。日本人も外国人も、中国は歴史認識についても横暴なことを、これを機に理解して欲しいものだ。

・産経は頑張れ
 中国や朝鮮の勝手な主張については産経新聞が積極的に取り上げるが、まだ漁船事件と歴史認識を絡めては論じていないようだ。不十分だ。

 産経を「右翼新聞」などと言う人がいるが、それは他のメディアを中道と見なしているからだ。他のマス・メディアは左に偏りすぎている。産経が中道なのだ。

 左翼が産経を敵視するのは仕方がないが、そうでない人はぜひ誤解を解いて欲しい。

 日本は対中関係では前から下手だが、数年前から急減したとはいえ中国にまだ ODA を年間40億円も出している。余り不当なことをするのなら一切やめるべきだ。敵に援助するのはどうかしている。

 中国が金を貰いながら威張り散らすのは、左翼マスコミや左翼政党が謝罪報道や土下座外交をしてきたからだ。

 だが今回は朝日新聞や日本共産党も、中国を非難している。この事件を何とかして日中関係を変える契機にしたいものだ。

・参考資料
http://www.j-cast.com/2010/09/24076675.html?p=all
http://www.j-cast.com/2010/09/28076906.html?p=all
http://www.j-cast.com/2010/10/01077298.html?p=all

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タグ:中国 漁船
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コメント 2

ジェラミイ

日本共産党は昔から中国共産党と仲が悪いですから、意外ではなかったです・・・


れんほうさんは中国びいきなんですね。
いろいろあって管政権はだめだと思いました。

日本を実際に動かしているのはやはり検察などの高級官僚なのだとわかりました。

産経新聞、いつもぶれずにわかりやすいですね。
「右」のレッテルを貼られて、売り上げというか購読数が激減して酷い状態らしいですが、今回の事件で持ち直すかもしれませんね。
保守中道なんて理念以外ではあり得ないと思うので、右か左かと問われれば、右でしょう。
極右の主張と比べても意味はありません。

by ジェラミイ (2010-10-03 01:38) 

跡見昌治

ジェラミイさん、コメントありがとうございます。

 確かに、日本共産党は中共と仲が悪かったですね。思い出しました。右か左かばかり気にしているので、忘れていました。日共は旧ソ連の共産党とは仲がいいはずです。コミンテルン日本支部だったこともあるので。

 蓮舫さんはお父さんが台湾人なので、中国びいきになってしまうのでしょう。名前からして日本人でないのは分かります。本名は村田蓮舫らしいのですが、なぜか名字は外しています。メディアは、父は台湾人で母は日本人とはっきり言うべきです。

 本文には織り込めませんでしたが、菅首相は「船長を早く釈放しろ」と検察に指示していたそうです。無用な対立は引き起こさない方がいいのですが、目先のことしか考えないのは困ります。妥協すると中国に付け込まれます。

 保守派を支持して下さって、ありがとうございます。これからもこのブログをよろしくお願いします。
by 跡見昌治 (2010-10-03 17:04) 

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