電気自動車は環境保護に役立たない [環境問題]
【2010年12月04日に掲載、11日に訂正】-最近、電気自動車のニュースが続いている。昨日は日産が「リーフ」を発表したので、マス・メディアは大きく取り上げた。12月1日には、ヤマダ電機が三菱の「アイ・ミーブ」を売り始めたので、騒いだ。
電気自動車は排気ガスを出さないから、いわゆる地球温暖化を防ぐのいいと言われているが、温暖化は起きていないという意見もあるから、もしそれが正しいのなら無駄な努力になる。
たとえ温暖化は起きていて二酸化炭素を大気中に出さない方がいいとしても、火力発電所では発電時に二酸化炭素を出すから、電気自動車が普及しても温暖化を完全に防ぐことはできない。
また電気自動車は値段が高い上に、走行距離が短く充電に時間がかかる。まだ実用には向かないのだ。
問題が幾つもあるのにマス・メディアはそれには触れず、電気自動車を歓迎する。いつものことだが無責任だ。
メディアは東京スカイ・ツリーについても今は肯定的なことばかり言うが、何か問題が起きたら掌を返したように酷評糾弾するだろう。
多面的な報道をしないから、日本人は考える力がつかない。左翼マスコミはきっとそれを狙っているのだ。
・参考資料
http://www.japantoday.com/category/business/view/electric-vehicles-still-have-hurdles-to-overcome
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A#.E6.A6.82.E8.A6.81
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