大相撲の八百長はきっと江戸時代から [*事件や事故]
【2011年02月03日】-メディアは昨日から、大相撲の八百長疑惑を大きく取り上げている。全国紙は産経と日経以外が今日の社説で取り上げた。
八百長は以前からあると言われている。『週刊現代』が取り上げたら相撲協会が提訴して、講談社が負けたこともある。裁判では証明できなかったが、八百長はあった訳だ。
今回動かしがたい物証が出てきて大騒ぎになっているのは、今までごまかしてきたツケだ。メディアが取り上げた時、対外的には認めなくても、協会が八百長をやめさせておけばこんな騒ぎにはならなかったはずだ。
きっと今協会の理事などをしている人達も、若い頃八百長をしていたろうから、過去のことまで本腰を入れて調査することはないだろう。
メディアは「相撲協会は存廃の危機にある」などと言うが、幕内の有名な力士の名は出ていない。それが救いだ。もし横綱なども八百長をしていたことがはっきりしたら、騒ぎはもっと大きくなる。
主に十両以下の弱い力士が行っているのかと思っていたが、ウィキペディアを読んだら、「負けると困る横綱や大関こそ、八百長に手を染めている」と書いてあって驚いた。テレビや新聞の報道は、表面をなぞっているだけのようだ。
八百長の仲介役を中盆(なかぼん)と言うそうだ。こんな表現があるのは、江戸時代から八百長をしているからだろう。
去年は検察の冤罪疑惑も明るみに出た。少しずつ不正がなくなっていくといい。
・リンク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%99%BE%E9%95%B7#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E7.96.91.E6.83.91
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