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NHK は大震災を利用して、日本を潰そうとするな [東日本大震災とその影響]

【2011年03月25日】-在京の民放テレビは震災の特番をもうやっていないが、NHK だけはしつこく続けている。

 多分21日から、日中「歌でつなごう -東北関東大震災 被災者に贈る歌とメッセージ-」という5分ほどの番組を3度も放送している。午後1時15分から2時までは『被災者 いま伝えたいこと』という番組を始めた。被災者支援が妙に多い。

 5時台と8時台には震災の特番を1時間ほどやり、夜の『ニュース・ウオッチ9』は2時間に延長している。午前中のワイド・ショーでも震災をかなり扱うだろう。まだ震災ばかりなのだ。

 時間を長く取って詳しくやっても、歪んでいないのなら構わない。だが被災者を応援する番組が4本もあるだけで異様だ。内容も不自然だ。

 私は『被災者 いま伝えたいこと』を少し見ただけだが、被災者が自分の気持ちを述べる番組だ。だが被災者が言いたいことは、聞かなくても大体分かる。

 体育館に敷いたマットの上では、よく眠れないし体が痛くなるだろう。風呂には入れないし、不自由が多いだろう。テレビが足りない物を言えば寄附が集まるが、苦労話を毎日45分も放送する必要はないと思う。

 それに番組の最後では毎日、被災者の顔写真を並べて映す。笑顔ばかりだが、異様な映像だ。被災者に同情させて、日本人の精神を歪めたいに違いない。

 言葉遣いも駄目で、字幕に「被災された方々へのメッセージをお寄せください」と書く。「への」は問題表現だし、「被災した人達」でいい。敬意と同情は違う。

・9時から11時まで
 一方『ニュース・ウオッチ9』は原発情報で不安を煽る。昨日一通り見たら、2時間のうち1時間半も原発や震災を取り上げた。他のニュースは15分ほどだった。余りに偏っている。

 まず、作業員が被爆して病院に運ばれたというニュースを20分もやった。救急車が走るところや病院前に停まっているところを長く映して、物々しい雰囲気を出した。点滅する赤いランプを見るだけで不安になる。

 作業員が被爆したというニュースはショッキングだが、意外と安全に配慮しながら作業をしていることがはっきり分かったから、不当な作り方だ。

 そのあとは水道水のことを15分やった。野菜の放射能汚染は10分間取り上げ、「外国が福島などの野菜を輸入禁止にした」とも言って日本人を追い詰めようとした。

 9時45分からは被災者を取り上げた。55分からは被災地の病院を取り上げたが30分もやり、「医療の危機」と書き続けて危機感を煽った。10時25分からは被災地の様子を10分間放送した。

 それから都知事選など他のニュースを10分やり、スポーツと天気予報で終わった。1時間35分も震災を扱ったのだ。野菜や病院のことは間延びしていた。

 この番組は本来1時間で、以前は大きな出来事があっても35分くらいで切り上げたと思う。異様な作り方だ。言葉遣いも駄目で、「人体への影響」としつこく書き続けた。異常な表現で日本人の神経をおかしくしたいのだろう。

 『ニュース・ウオッチ9』は衛星第1でも放送した。いつも衛星でやっている『BSニュース50』はまた勝手にやめた。

 テレ朝の『情報ステーション』も10時から、水道水、被爆、野菜を取り上げたが、時間は短いのに NHK より詳しくて分かりやすかった。不安を煽ることもなかった。

 民放は普通の番組に字幕をつけることも殆どやめたから、NHK の過剰報道は際立っている。震災と原発で不安を煽り、日本を破壊したいのだろう。
 

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タグ:震災 NHK
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