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石原慎太郎は、パチンコと自販機が嫌いだから規制したいだけ [東日本大震災とその影響]

【2011年04月16日】-また都知事になってしまった石原慎太郎が、節電について的外れなことを言い続けている。3月は「コンビニの深夜営業を禁止すべきだ」と言っていたのに、都知事選が始まってからはコンビニは触れず、パチンコと自動販売機を槍玉に挙げている。

 確かにパチンコ屋は電気を大量に消費しているが、計画停電が始まってからはネオン・サインを消し、営業時間も短くしている。自動販売機も照明を点けないことにして、節電に努めている。既に努力をしている業界を名指しして節電を求めるのはおかしい。

 石原は「パチンコは高尚な遊びではない。やりたい人は我慢しなさい。自販機で買わずに家で冷やせばいい。」などと言っている。自分はパチンコをやらないし、自販機で飲み物を買うこともないのだろう。自分が嫌いな物を槍玉に挙げているのだ。

 私もパチンコはやらないし嫌いだが、やりたい人がいるのだから営業を停止させる訳にはいかない。石原はパチンコをどう規制したいのかはっきりしないが、暑い時期は営業を一切やらせない積もりなのなら、従業員は失業しパチンコ店は倒産するだろうから、余りに軽率だ。

 飲料水については「家で冷やせばいい」と言っているのだから、飲み物を持って家を出て、外で買うのを控えるべきだと考えているのだろう。

 いつも飲み物を持ち歩いていたら、荷物が重くなってしまう。夏場はたくさん飲むから、特に重くなる。重いのが嫌だから持ち歩く量を減らしたら、脱水症状になるかも知れない。石原は病人を増やしたいのか。

 東京電力管内のパチンコ屋と自販機をすべて営業停止にすれば電力が不足しなくなるのならまだいいが、そうではない。パチンコ屋は84万キロワット消費し、清涼飲料水の自販機は26万キロワット使う。1000万キロワット足りないのだから、全く間に合わない。

 このように考えてくると、石原の発言は妄言だ。自分がパチンコ屋と自販機が嫌いだから、敵視しているだけだ。コンビニに触れないのは、コンビニ好きの有権者から抗議が来たからかも知れない。

 百貨店や電車は蛍光灯を少し抜いているが、まだ明るすぎる。本当の無駄には目を向けず嫌いな物だけ槍玉に挙げるのは、思考力のない証拠だ。こんな馬鹿が有力な政治家ということは、他の政治家は大馬鹿ということだ。原発が爆発しなくても、日本は潰れてしまう。

・参考資料
http://mainichi.jp/photo/news/20110416k0000m010055000c.html
http://mainichi.jp/photo/news/20110416k0000m020056000c.html
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110416ddlk13010239000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110410/elc11041023260059-n1.htm
http://news.livedoor.com/article/detail/5493367/
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110416/plt1104161544001-n1.htm

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