福島原発は14メートルの津波にやられた [東日本大震災とその影響]
【2011年06月26日に掲載、27日に訂正】-事情があって、今頃福島原発を襲った津波のことを調べた。東京電力は何メートルの津波を想定して防波堤を作っていたか、地質学者などは今までこの地域に何メートルの津波が起きたと発表していたか、3月11日の津波は何メートルだったのか調べた。
東電は5.1から5.7メートルの津波を想定していた。
専門家は、864年の貞観(じょうがん)地震などによって9メートルの津波が襲ったろうと推測していた。
3月11日、実際に津波が起きた時の高さは14メートルだった。
2006年には国会で共産党の吉井英勝議員が、地震対策の不備を指摘していた。翌年にはIAEAの会合で「福島原発は津波対策が不充分だ」と指摘され、東電は改善を約束したが、実行しなかった。
確かに東電の言うように、津波の大きさは想定以上だった。だが専門家の意見を聞き入れて9メートルの防波堤を作っておけば、被害はここまで大きくならなかったはずだ。電源をすべて失うことはなかっただろう。東電の責任は重い。天災に人災が重なった。
津波のために非常用発電機が水浸しになり、原子炉を冷やせなくなりメルトダウンに至った。
・参考資料
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032101000743.html
http://www.j-cast.com/2011/04/23093925.html?p=all
2011-06-26 22:36
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