次の民主党代表は野田佳彦か馬淵澄夫か [政局]
【2011年08月16日】-菅首相の辞任が近づいてきたので、民主党のベテラン議員は代表選に名乗りを上げている。
一番注目を集めているのは野田だが、大連立を模索しているので当選は難しいと思う。それに財務官僚に洗脳されたようで、増税を訴えている。これでは小沢派の支持は受けられない。だが「いわゆるA級戦犯は犯罪人ではない」と述べたのはいい。左翼ではないのだ。
馬淵は大連立と増税に反対だ、政策では一番まともだ。だが国交相をしていた時、目立った活躍がなかったので、実行力が足りないだろう。
樽床、鹿野、小沢鋭仁も出馬する意向だが、当選は難しいだろう。
前原と岡田は出ない。前原が立候補しないのは、来年また代表選があるので、その時出馬したいからという。国難を解決する気はなく、自分の都合で出ないのだ。見損なった。期待されているからと次に回すと、舛添のようにずっと首相になれないことになるかも知れない。
鍵を握るのはきっとまた小沢派で、今では鳩山派と合流しているようだ。先日の会合には130人の議員が集まった。小沢一郎は増税に反対だ。
今のところ野田と馬淵の一騎打ちになりそうだが、岡田は野田を推している。また小沢派と反小沢派という構図になりそうだ。この際、小沢が嫌いな議員もその気持ちは押さえて、政策と実行力で選んで欲しい。(敬称略)
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