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とうとう震災不況がやってきた [*経済]

【2011年09月18日】-3月11日に起きた東日本大震災は岩手や福島に甚大な被害をもたらしたので、景気を悪化させるのではないかと心配する人がかなりいた。それが7月末から、とうとう現実になってきたようだ。

 私は楽天市場の「爽快ドラッグ」と「ケンコーコム」からメール・マガジンを受け取っているが、両店は7月からポイント10倍セールを以前に増して頻繁に行っている。月ごとの回数を爽快ドラッグを先に、ケンコーコムを後に書くと、次のようになる。

6月 5回 5回
7月 5回 3回
8月 7回 3回
9月 4回 5回

 9月は12日まででこんなに多いから、ケンコーコムも6回を越えるだろう。両店とも売り上げが落ちてきたから、ポイント10倍セールを増やしているのだと思う。

 また、ある占いの店では8月中旬からお客が減っているようだ。

・街では値引きばかり
 昨日街を歩いたら、そこにも不況の影を見た。あちこちの店が値引きをしていたのだ。レストランの「やよい軒」は店頭に幟を立てて、赤い字でデカデカと「定食200円引き」と書いていた。

 牛丼屋の「すき家」はポスターに赤いゴシック体で「牛丼250円」と書いて、ショー・ウィンドーに貼っていた。

 サーティワン・アイスクリームは看板に、「ダブルコーン・ダブルカップ31%off」と大書していた。リサイクル・ショップは横断幕に「爆弾セール」と書いていた。

 どの店も売り上げが落ちているのではないか。「やよい軒」も他の牛丼店もよく値引きをするが、値段を赤い字で書くことはなかったと思う。「すき家」の低落傾向は明らかで、8月の売り上げ高は前年同月と同額だった。松屋は0.6%のプラスだったから、水を空けられた。

 サーティワンのウェブ・サイトを見たところ、割引はこれが今年初めてのようだ。去年までも秋には割り引いたのかも知れないが。

 そのリサイクル・ショップは以前から大袈裟だが、「爆弾セール」ほど強烈なのは初めてだと思う。

・景気をよくすると決意する
 だが、不況だと身を縮こまらせてはいけない。今こそ物を買って、景気をよくしようと決意すべきだ。日本人は景気が悪化するたびに財布の紐を締めてきたから、こんなに悪くなってしまったのだ。今こそ物を買って働いて、景気を上向かせるべきだ。

 余裕のない人がそうする必要はない。お金のない人、既に精一杯働いている人は今のままで充分だ。だが余裕のある人は努力して欲しい。それが景気をこれ以上悪化させないための方法であり、よくするための方策だ。

 とうとう震災不況がやって来てしまったが、被災地でビルや住宅の建築が始まれば、震災特需が起きる。その時に景気が確実によくなるように、今から頑張っておくべきだ。
 

・資料
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0906&f=column_0906_012.shtml

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