テレビはアル中になった被災者も取り上げよ [東日本大震災とその影響]
【2011年10月31日】-震災に関する報道にはまだ問題がある。それはテレビは「被災地の復興が進んでいる」というニュースばかり流すことだ。
鉄道や空港が再開したことや被災者が頑張っているのを取り上げるのは当然だが、被災者の問題点などはめったに言わないのだ。避難所や仮設住宅で問題を起こしている人もいるだろう。
テレビは「被災地ではATMや金庫を壊して泥棒をした」というニュースは見たが、それ以外の問題は見たことがない。夕刊フジや河北新報は最近の記事で、「アルコール中毒になった被災者がいる」と伝えたが、テレビでは見ていない。他の新聞もあまり伝えない。
「被災者はかわいそうで善良な人達」という前提を勝手に作って、被災者の起こす問題は殆ど取り上げないのだ。
マスコミはいつもそうだ。「被害者はいい人で頑張っている」というイメージばかり振りまく。
6月頃までは復興が進んでいるというニュースを見ると、心が温かくなったが、8月には聞き飽きた。9月末からは被災者に同情するニュースばかりであることに気づき、疑問を感じ始めた。
駄目な被災者は取り上げず復興の進み具合ばかり取り上げるのも、日本人に特定のイメージだけ与えて、考える力を落とそうとする悪巧みだろう。
災害のように作為を施しにくいテーマでも、左翼マスコミは歪めているのだ。日本はある程度妄想空間になっている。
・引用記事
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111029/dms1110291439005-n1.htm
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111025t13010.htm
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