TPPに参加したら、製造業も損するかも知れない [政策]
【2011年11月11日】-野田首相はやはりTPP交渉に参加すると述べた。
ところでTPPに関しては「製造業にはプラスになるが、農業は打撃を受ける」といった見方が一般的だが、どうも製造業も打撃を受けるようだ。
経済産業省から京大に出向している中野剛志准教授は「週プレ・ニュース」で、「アメリカは韓国とFTA(Free Trade Agreement, 自由貿易協定)を結んで、米国が輸出する自動車に関しては排ガス診断装置の免除を約束させた。日本はエコカー減税の見直しを迫られるだろう。」などと話している。
経団連の米倉会長を初め製造業の会社は交渉参加を強く求めているが、後で悔やむことになるかも知れない。ユニクロの柳井会長は、「TPPに参加しないと、日本に将来はない。」と強烈な表現で参加を求めている。正気なのか。
アメリカは健康保険に株式会社が参入することも求めているが、これには絶対に反対だ。
・参考資料
http://news.livedoor.com/article/detail/6014849/?p=1
http://news.livedoor.com/article/detail/5998241/?p=1
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00211371.html
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