橋下さんは大阪市役所をしっかり改革してください [*橋下徹と維新の会]
【2011年12月01日】-また大阪維新の会について書く。
橋下徹氏らは大阪都を目指しているが、これの実現は難しい。大阪府と大阪市、堺市の議会だけで決められることではない。国会で法律を改正しないと、実現できない。
だから維新の会は衆議院選挙で候補者を擁立することを考えている。法案を提出するには50人必要だから、落選者も考えて60人くらい擁立するつもりだという。今の勢いが続けば、ここまでは辿り着くはずだ。
だがその後どうなるかは、予想しにくい。自民党や民主党など大政党は賛成するだろうか。大政党の同意が取り付けられなければ、法案を提出しても成立はしない。予想が難しい。
維新の会に協力しないと大政党が支持を減らす状況になれば、協力するだろう。そうなるだろうか。そういう状況にならない限り、大阪都は実現しない。
たとえ大阪都が実現しなくても、今回の選挙は無駄にならない。橋下氏は大阪市役所を改革するつもりだからだ。
大阪都構想を掲げなければ橋下氏は府知事を続けていて、市長にはならなかったはずだ。大阪市役所の改革ができるだけでも進歩だ。
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