SSブログ

男系継承を維持するためにも、女性宮家は必要だ [皇室]

【2011年12月01日】-宮内庁が女性宮家の創設を政府に提案してから、保守派は女系天皇の誕生を警戒して、反対論を唱えている。日本政策研究センターも、11月29日付のメール・マガジンで反対している。

 だが男系を維持するためにも、女性宮家を創設すべきだ。

 男系継承の重要性を言い出した八木秀次さんは、男系を維持するための方策として、内親王のもとに旧宮家の男子が婿入りすることを提案していた。

 終戦直後GHQの方針によって宮家は減ったが、その時民間に下った家から皇室に婿入りすると、皇統を男系で引き継ぐことができるという訳だ。

 今の制度では内親王は成人すると、民間人と結婚して皇籍を離れることになっている。だから女性宮家を作っておかないと、旧皇族の子孫が婿入りする相手がいなくなってしまう。女性宮家は、男系継承を守るためにも必要だ。

・旧宮家の復帰
 旧宮家を皇族に復活させる案もあるが、それは難しいと思う。皇族には制約が多いから、全員が皇族復帰を承知する家族はないだろう。

 また小林よしのり先生が強調していることだが、今のところ皇族復帰を表明した旧宮家の人は現れていない。

 女性宮家を作っておかなければ、皇族は悠仁親王のご一家だけになってしまう。皇室の安泰を願う者が衰退を招いたら、本末転倒だ。

・敬語のできない自称保守
 なお日本政策研究センターは「現在の皇位継承者が皇位にお即きになられた際」「女性皇族が皇統につながる男系の子孫とご結婚されて」と書いた。

 「なられる」は二重敬語だから、「お即きになる」と言うべきだ。

 動詞の前に「ご」をつけたら、後には「になる」を置くのが普通だ。「ご利用になる」のように言う。だが「ご結婚になる」とは言えない。「結婚なさる」が適当だと思う。

 敬語もできないのに「愛国心」を触れ回っているのだから、哀れな保守派だ。残念ながらこの程度なのだ。

 産経も偽保守なので、「皇太子殿下」でなく「皇太子さま」と書いた。

 右も左も愚かだ。日本の衰退は当然の帰結だ。

・リンク
http://www.seisaku-center.net/modules/wordpress/index.php?p=788
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111125/plc11112511290009-n1.htm
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=336

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(2) 

nice! 1

コメント 0

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。