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『問題な日本語』は言葉遣いを考えるのにいい本だ [*国語]

【2011年12月14日】-何回は問題表現について書いたが、それについて考えるのに割といい本がある。大修館が出している『問題な日本語』シリーズの4冊だ。

 「なります」や「させて頂きます」について考察している。全部は読んでいないが、分析は概ね妥当だ。

 だが表記や読み間違いも取り上げている。問題表現の深刻さが分かっていない。

 数人の国語学者が分担執筆したから、読みにくいところもある。監修したのは北原保雄・元筑波大学学長だ。『明鏡国語辞典』や『古語大辞典』の監修もした権威だ。

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