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野田も谷垣も国民のことを考えよ [*マスコミ]

【2012年01月24日】-今日から通常国会が始まったが、与野党は激突している。野田首相は何としても消費税を上げると意気込んでいるが、野党は協議にさえ応じない。今年中に衆院を解散するのではないかという声が、もっぱらだ。

 日本をよくするために政治家が激突するのならいいが、与野党ともその視点はあまりない。

 財政赤字は巨額だから対策は必要だが、消費税を上げると税収が減るかも知れない。だが、野田首相や財務省にはその視点がないようだ。

 税率を上げると物の値段が上がり、小売り店の売り上げは落ちる。そうすると消費不況はひどくなり、税収は減るだろう。消費税を上げると逆効果なのだ。

 それなのに野田首相らは、「どうしても消費税を上げなくてはならない」と思い込んでいるようだ。増税より、特別会計や特殊法人を見直した方が長期的には財政は安定する。

・野党
 一方、野党は社民党を除いて与党と協議さえしない。自民党と公明党は民主党を追い詰めて解散に持ち込み、政権を奪取しようという計略に違いない。国民のことは二の次だ。

 民主党も自民党もこの程度なのに、野田首相も谷垣総裁も今日、演説の中で「使命」という言葉を使った。前者は「使命」を勘違いしているし、後者は利害を「使命」と言いくるめた。

 これから数ヶ月、国会は空転に近い状態が続き、時間を浪費してしまうのが口惜しい。

 自民党も民主党も国民のことを第1に考えるべきだ。そうすればずっと政権に就いていられるのだ。

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