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他の先進国でも子供は減っている [*経済]

【2012年02月14日】-『ミヤネ屋』では今日も、日本の人口が減ることを大袈裟に取り上げていた。

 日本では20年くらい前から出生率が下がっているが、他の先進国でも大抵出生率は落ちていて、子供は減って老人が増えている。

 一方、発展途上国は子供が多い。日本でも貧しい頃の方が子供が多かった。なぜか社会が豊かになると、兄弟の数が減る。産業の中心が農業から工業に移ると、減るのかも知れない。

・不景気も関係なし
 マス・メディアは「不景気だから結婚する人が減り、子供も減るのだ」と、低出生率と不景気と関連づけるが、景気がいい頃から兄弟の数は減っていた。状況と関連づけて誤解させるのは、悪質マスコミの常套手段だ。

 また左翼メディアは「男は給料が減ったから、結婚できないのは仕方がない」と言うが、一方で「女も働いて当然」と言うから矛盾だ。夫の給料が減っても妻が働けば、生活できるはずだ。左翼は、デタラメを作り出すのがうまい。思考力の低い人は、そんなデタラメを信じてしまう。

・財政赤字も
 「日本は財政赤字が多い」としつこく言うが、他国も多い。いつも日本が最悪であるかのように言って、不安と不満を煽る。

 なお「少子化」も問題表現だから、やめるべきだ。「化」は「純化」や「転化」のように漢字1字に付けて、動詞を作る語だ。2字に付けるのは奇妙だ。

 また「少子」は元々「小さい子」の意味で、「子が減る」の意味はない。役人が勝手な意味で使い始めたら、左翼メディアが追随した。長くなるが、「子供の減少」や「低出生率」と言うべきだ。

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タグ:出生率 不況
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