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産経新聞、民主党を批判しすぎて、辻元清美に訴えられる [*マスコミ]

【2012年02月18日】-前回産経新聞は橋下人気を煽ったと書いたが、民主党にも批判を加えた。

「民主党の小沢一郎元代表が新党を結成することには、78.6%が『期待しない』と回答。『野田民主党』だけでなく、政権批判を繰り返す小沢氏に対しても期待は低い。」

「増税路線に反対する広野允士・広報委員長の9日の辞表提出に続いて、高橋氏の脱藩宣言は、足元から揺らぐ民主党を象徴している。」

 「民主党は駄目だが、維新の会は期待できる」というイメージを刷り込もうとしたのだろう。

 メディアはどこも民主政権に批判的だが、産経は特にそうで執拗に批判を加えている。そのため、民主党に嫌われているようだ。産経は以前から好悪を露骨に出すことがある。

・訴訟
 余りに民主党を批判したためか、辻元清美代議士は1月19日、産経新聞と阿比留記者に対して名誉棄損の訴訟を起こした。

 阿比留記者は去年の3月16日と21日付の朝刊に次のように書いたが、事実でないので損害賠償と謝罪高校の掲載を求めたのだ。

「辻元氏は平成7年の阪神大震災の際、被災地で反政府ビラをまいた。」

「カメラマンの宮嶋茂樹氏の著書によると、辻元氏は1992年にカンボジアで支援する自衛隊を視察して、自衛官に向かって『あんた!胸ポケットにコンドーム持っているでしょう』と言った。」

 政治家がメディアを訴えるのは珍しい。批判が余りにしつこいので、腹に据えかねたのだろう。

 辻元女史一人で決めたのではなく、民主党の幹部に相談したのだと思う。辻元は以前は社民党に属していたが、去年9月民主党に移籍した。

 阿比留さんは1月19日ブログに「こんな風にいろいろ好き勝手書いていると、こちらに対する風当たりも強くなることもありますが、チャーチルの『ネバー・ネバー・ネバー・ネバー・ギブイン』の精神でできるだけやっていこうと思います。」と書いたが、「風当たり」とは訴訟のことだろう。(引用文はすべて少し改変した。)

 普通チャーチルは「1941年、Never give up と語った」と言われるが、調べて見たらNever give in と言ったようだ。

 民主党を批判したくなる気持ちは分かるが、調べずに噂を書いてはいけない。(敬称略)

・批判を浴びた記事
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031521100044-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110320/plc11032021460029-n1.htm

・訴訟に関することなど
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120119/trl12011918160006-n1.htm 
http://www.j-cast.com/2012/01/20119503.html?p=all

http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2012/01/19-2229.html
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2573721/

http://www.school-for-champions.com/speeches/churchill_never_give_in.htm

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