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菅直人が東電社員を怒鳴ったことは明白だ [東日本大震災とその影響]

【2012年03月15日】-2月28日や29日、テレビ局は民間団体の事故報告書を報じたが、その時去年の3月13日頃、当時の菅首相が官邸に入ってきた時の様子を映した。頬は紅潮していて、機嫌は悪そうだった。怒りを押し殺しているような表情だった。

 産経の阿比留さんは、「菅は原発事故が起きてから、官邸スタッフや東電の幹部を怒鳴りつけていた」と何度も書いているが、その映像を見てそれは本当だろうと思った。それまでは半信半疑だった。

 菅直人は首相になる前から周りの人間を怒鳴っていたはずで、どうしてマスコミはそれを知らせてくれなかったのか。10年くらい前から「イラ菅」とは言っていたが、怒鳴るとは聞いたことがなかった。

 メディアが菅の普段の様子を伝えていれば、民主党の議員や党員は代表選挙の時、菅に投票せず小沢一郎を代表にしていただろう。小沢にも問題はあるが、原発の対応に関しては菅よりマシだったと思う。

 阿比留さんも菅を怒鳴ったことで批判するが、代表選の前に菅の様子を日本人に伝えなかったことを反省していない。また同じ過ちを繰り返すだろう。

・「国有化」に抵抗
 政府は東電の株を買って管理下に置こうとしているが、東電は3月に入ってもまだそれに抵抗していて、霞が関や永田町で工作をしているらしい。

 とんでもないことをしたのだから、「国有化」くらい我慢すべきだ。本来なら歴代の社長は刑務所に入られても文句は言えない。警察や検察は捜査をして欲しい。

 東電の幹部は反省せよ。(敬称略)

・参考資料
http://www.j-cast.com/2012/03/07124655.html

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