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本屋の店員は「カバー、おかけしましょうか」と言え [*国語]

【2012年03月18日】-本屋で雑誌でなく書籍を買う時、大抵カバーをかけるかどうか訊かれる。

 殆どの店員が「カバー、おかけしますか」と訊くが、これは間違いだと思う。「カバー、おかけしましょうか」が正しいはずだ。

 「おかけしますか」では、客に対して「自分でカバーをかけますか」と訊いているようにも聞こえる。店員がかけるつもりなのか、客にかけて欲しいのか、はっきりしない。

 店員が「かけて欲しいですか」と訊くのなら、「おかけしましょうか」と言うべきだ。自分に何かして欲しいかと誰かに訊く時には、「しましょうか」と言うはずだ。高校の英語で Shall I open the window ? などを習うが、大抵「窓を開けましょうか」と訳す。

 居酒屋などで店員が「お注ぎしますか」と言うことがあるが、これも間違いだ。「お注ぎしましょうか」だ。

・変えても間違い
 この間違いについて本屋の店員にちょっと注意したら、「おかけ致しますか」と訊くのが増えた。これも間違いだ。頑として間違い続ける連中だ。

 また「カバー、おつけしますか」と訊く店員が数ヶ月前から現れた。「カバーをつける」とも言えるが、「かける」が本来の表現だ。「カバーをつける」は幼稚な言い方だ。注意しているのに、劣化した。

 本を売っているが、言葉を知らない。出版社も言葉ができない。「すべての」や「位置づける」は本来、国語にない。

 日本人なのに日本語ができない。国語は乱れ切っている。

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