消費税に反対した民主議員は地元で英雄 [政局]
【2012年06月28日】-消費税引き上げ法案の衆院採決で57人も反対票を投じたので、民主党は揺れている。棄権や欠席を併せると、造反議員は72人に上る。崩壊しかかっている。
小沢一郎は21日、造反しそうな議員一人一人と面会して、離党届に署名させ、それを預かったそうだ。ここまでやったのだから、小沢は引くに引けない。今週中に離党し、新党を結成するという見方も出ている。
・英雄
一方、野田首相は「増税法案に賛成した議員は地元で批判を受け、反対した議員は英雄扱いを受けている。党内は大変だ。」と述べた。当たり前のことだ。
役所の無駄遣いを放置したまま増税しようとする議員を、支持する有権者はいない。気骨を示した議員を応援して、消費税引き上げを中止させるべきだ。
輿石幹事長は小沢に離党を留まるよう説得しているが、情勢を全く理解していない。
政治家に対する怒りが高まっているが、真の敵は官僚であることを忘れてはならない。役人が天下りや特殊法人で予算を浪費するから、財政赤字が膨らんできたのだ。
・参考資料
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120628-974306.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120628/k10013176041000.html
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