教師は自分の名誉のために、生徒に苛酷な練習を課する [教育]
【2013年01月15日】-桜宮高校の体罰に関してはまだ報道が続いている。今日は義家・文科政務官が大阪に出向いて、市教委から事情を聞いた。
そのあと記者に対して「部活動が、教育のためなのか試合に勝つためなのか、分からなくなっている」などと語った。同感だ。これがきっと問題の核心だ。
顧問の教師は大会で優勝して、校内で認められたい。そのためには生徒に厳しい練習をさせなければならない。厳しい練習をさせるには、暴力を振るう必要があるのだろう。
教師の名誉のために、生徒は苛酷な練習をさせられている。生徒は教師の犠牲になっているのだ。
一生懸命練習して能力を高めプロ選手になる子供もいるが、それは少数のはずだ。大半の生徒は、何のために辛い練習をしたのか分からないだろう。
運動部で顧問が生徒に体罰を振るうのは、学校全体や保護者が強い運動部を評価することも原因のはずだ。
コメント 0