SSブログ

(改題)表面しか見ない人達が体罰の遠因 [教育]

【2013年01月17日】-前回は高校の運動部の顧問が暴力を振るってでも練習させるのは、他の教師や保護者が強い部を評価するからだろうと書いたが、このような風潮をなくさない限り、運動部では体罰が続くだろう。

 ではそのような風潮はなくなるだろうか。否と答えざるを得ない。日本人がそれだけ賢くなる見込みはないからだ。

 表面で判断する人ばかりだ。いわゆるいい学校に行っていると、幸せだと思う人が多い。有名高校や有名大学は入るのも大変だが、入ってからも勉強は大変なはずだ。だが、そう考える人はまずいない。羨ましがる人ばかりだ。

 高校の運動部についても、「優勝回数が多い部は練習が厳しくて大変だろう。教師は暴力を振るいながら、苛酷な練習を生徒に強いているかも知れない。」などと思う人は、殆どいない。だから運動部の顧問教師が部員に体罰を振るうことは、今後も続いてしまうと思う。

 こう考えると、運動部における体罰は決して教師一人に責任があるのではなく、周りにいる子供や大人、日本人全体の問題であることが分かる。

 テレビや新聞がここまで掘り下げて考えて、日本人に「物事の表面だけでなく、裏も見よう」と呼びかけるのなら、状況は少しずつ変わるだろうが、そのような報道は聞いたこともない。左翼メディアは日本を混乱させたいのだから、そのような報道をする訳はない。

 昨日アルジェリアで日揮の社員が拘束され、メディアは中心をそっちに移したので、体罰に関する報道は減って、落ち着いてきた。過熱はいけない。

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 2

コメント 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。