生徒は「叱られ役」なので体罰を受けた [教育]
【2013年01月20日】-昨日のエントリーには「マス・メディアは体罰の理由を言わない」と書いたが、plantさんがコメントで「『しかられ役を決めて集団をまとめる指導方法だった』と書いたメディアがある」と教えてくれた。
調べて見たら、確かにそのような報道があった。産経、夕刊フジ、マイナビ・ニュースがそう書いていた。だが「しかられ役」に触れた記事は5本だけで、余りに少ない。これでは理由を知る人は殆どいない。
顧問は何かというと殴っていたようだ。生徒が倒れ込むほどぶん殴ったこともあるという。「しかられ役」を作ってチームを引き締めるやり方で、大抵主将がしかられ役になったそうだ。
自殺した生徒は前日の練習試合でミスをしたので、その時も殴られた。生徒は遺書に「他の生徒も同じことをしているが、自分だけが叩かれる。辛い。」と書いていた。
ただしOBからは教師を擁護する声が出ている。「手を上げられることは覚悟して入部したし、先生のおかげで強くなった」「いいプレーをした時は誉めてくれた」「顧問に憧れて入部した生徒が多い」と語るOBも、いるそうだ。
このような指導方法を認めてもいいが、やり過ぎたということだろう。
・参考資料
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130108/crm13010814090014-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130108/crm13010822540026-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130112/waf13011207300005-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130120/dms1301200900005-n1.htm
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/terrafor/2013/01/2ch-56.html
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