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大久保で「韓国人は出て行け」と叫んでも問題は解決しない [中国と朝鮮]

【2013年03月09日】-新宿区大久保は韓流の街だ。韓国料理を食べさせる店や韓国グッズを売る店が、軒を連ねている。

 そこで日本の保守派の人達が、韓国に抗議するデモをしていると、以前から聞いていたが、どのようなものか詳しくは知らなかった。

 今日YouTubeに載っている動画を見て、初めて様子を知った。最初の数分しか見ていないが、「韓国人は出て行け」「断交だ」と口々に叫んでいる。建設的とは思えない。

 この人達が韓国を嫌う理由はよく分かる。まだ日本に謝罪を求めるのはとんでもない。腹立たしい。大久保が韓国人に占領されかかっているのも不愉快だろう。

 だが国交を断絶して韓国人を日本から追い出しても、問題は解決しない。誤解している韓国人は日本を非難し続けるに違いない。

 デモの人達は排斥と断交を達成したのなら、韓国人が何を言っても構わないだろうか。やはり怒るのではないか。韓国人ほどではないが、考え方が幼稚だと思う。

 韓国には日本を敵視する人が多いが、日本を慕う人や日韓の歴史を正しく理解している人も少数ながらいる。

 大久保には韓国人が多いが、日本に来て日本語を学んでいるのだから、大半の留学生は日本が好きなはずだ。(日本と戦うために来日した韓国人もいるだろう。)

 そのような日本が好きな韓国人と交流して、日本びいきを増やすべきではないか。日本びいきの韓国人と協力して、日韓関係を誤解している韓国人を説得すべきではないか。

 そうしない限り、日本を嫌う韓国人は増えることはあっても、減ることはないだろう。不毛な対立が続くのだ。

 デモをする人達は考え直してほしい。

・リンク
http://www.youtube.com/watch?v=2WXGCbO3FKw

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タグ:大久保 デモ
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