SSブログ

美談には嘘が多い [医療]

【2014年02月23日】-最近、他にも有名人の嘘が明らかになった。佐村河内守という作曲家が「耳が全く聞こえないが、作曲ができる」と言いながら、実際には耳が聞こえていて、作曲を他人に依頼していたことが分かった。

 NHKはこの作曲家をドキュメンタリー番組に出していたので、対応に大わらわだ。

 同局は数年前、肢体不自由児が詩を作れるという番組も放映したが、これも嘘のようだと分かって追及された。ベッドに横たわった児童が口に棒をくわえ、文字盤を指差して詩を作れるという内容だったが、本当は母親が子供にどの字を指すか誘導していたという疑惑だ。

 NHKは大失敗したのに懲りていないのだ。「視聴率を上げられるのなら、嘘をついてもいい」という気持ちがあるに違いない。

 きっと昔から、美談には作り話がかなりあるだろう。それが分からずに、美談を簡単に信じてしまう人は愚かだ。

 たとえ事実であっても、何か素晴らしいことをする人は口では言えない苦労をしているはずだ。だが、テレビはそれを割愛して結果だけ見せるので、その点でも不当だ。

 何でも疑ってはいけないが、偉業を成し遂げる人の苦労も忘れないようにしたい。

ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 6

コメント 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。