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マスコミの罵倒体質は変わらない [*マスコミ]

【2007年09月06日】-日本のマスコミはまだスキャンダルを追及して、有名人を罵倒する。全く反省しない。

 8月上旬からは、横綱の朝青龍を批判している。夏場所を休場したのに、祖国のモンゴルでサッカーをしたと、しつこく追及している。朝青龍が29日にモンゴルに帰国したら、取材陣も渡航して、どこで何をしているのか掴もうと、取材している。執拗で、常軌を逸している。

 確かに横綱の不正は問題だが、ここまで追いかけ回して、追及する必要があるだろうか。朝青龍の病気は初め、腰痛など体の病気だったが、段々解離性障害など心の病になってきた。マスコミが叩き過ぎたから、心が病んだのかも知れない。そうなら、メディアが問題を作っておいて、追及している訳だ。自作自演だ。

 29日からは、九州厚生局長だった者が、業者から車や現金をもらったと、批判した。賄賂に近い行為だから、批判されて当然だが、追及の仕方が大袈裟だった。不正をなくすためでなく、日本を混乱させるために、追及しているのではないか。

 同じく29日からは、奈良県の妊婦(38歳)が病院をたらい回しにされて死産をしたと、病院を批判した。どの病院でも、産婦人科医は手術などをしていて、余裕がなかったようだから、仕方がないとも言える。

 この妊婦には、かかりつけ医がいなかったから、受け入れてくれる病院がなかったらしい。分娩の予約は普通、妊娠4ヶ月にはしているそうだ。だから、妊婦の責任に触れないで、病院や医者ばかり責め立てるのは不当だ。マスコミは医者も嫌いだから、しつこく追及する。

 厚生労働省は対策を立てると言うが、救急体制を整えても、妊婦がかかりつけの医者を決めない限り、やはり問題が起きるだろう。妊婦に定期検診などを受けるよう、呼び掛ける必要がある。

 また、マスコミは内閣改造の後も、閣僚の政治資金について、あげつらっている。政治資金さえ適正に処理していれば、政策や実行力はどうでもいいのか。

 このような報道ばかり見せられていると、日本人はどうなるだろか。「偉い人が悪いことをしているのだから、少しぐらい不正をしてもいいのだ」と思う人が多くなって、犯罪が増えるのではないか。そうやって犯罪が増えてたら増えたで、マスコミはまた「問題だ」と騒ぐのだ。日本はマスコミの自作自演に翻弄されて、国難に陥っている。何とかしなくてはならない。


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