傷害事件の現場には、まだ血痕が残っていた [*事件や事故]
【PJ 2007年09月30日】-9月27日午前6時ごろ上池袋2丁目で、60歳の男が53歳の会社員を包丁で切りつける事件が起きた。服部直興容疑者は、サンドイッチ・マンの仕事をしていたが、1週間くらい前に解雇されたことを恨み、上司だった被害者を襲ったという。短絡的な犯行だ。
報道では現場を「上池袋2丁目」とまでしか言わなかったが、テレビは「堀之内橋の由来」と書いた看板を映し、私はこれを知っていたので、現場を特定することができた。
28日の午後7時過ぎ、現場に赴いたところ、まだ血痕が残っていた。堀之内橋は明治通りが山手線をまたぐ橋で、見通しはいいから、大胆な犯行だ。容疑者はよほど思い詰めていたのだろう。近くに被害者の自宅があって、待ち伏せしたらしい。この辺りは以前、堀之内といったが、昭和44年に上池袋に変わったそうだ。
午後7時でも、人通りがかなりあった。だが前日の朝、事件が起きたことは知らないのか、さっさと通り過ぎる人ばかりだった。都会の人は、自分に関係のないことには無関心なのだろうか。【了】
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